ミクロモザイクの歴史
17~18世紀頃、イギリスをはじめとする貴族がローマへ留学する<グランドツアー>が盛んになりました。 その留学生へ向けの高級土産として、ヴァチカンで発展したモザイク技術を応用したジュエリーや小さな絵画として販売したところ、ステイタスシンボルとして流行しました。
この頃のものは土産物として、ローマの遺跡や風景を絵画風に緻密に描いたものが多く、オニキスなどの石にはめ込んだものや、金細工の豪華な装飾品にはめ込んだジュエリーや箱、家具などがあります。
その後ローマやヴェネチアの一般的な土産物へと広まり、色鮮やかな花柄が主流となりブローチやペンダントトップ、写真たてが作られました。
ミクロモザイクにおいては、初期のものほどパーツが細かく技術が高い、という特徴をもっています。
※Pinterest のページでアンティークやヴィンテージの画像を集めています。
ご興味のある方は一度のぞいてみてください
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